1 期日
2025年9月17日(水)
2 参加者
児童38名
教員34名
3 内容
(1) 子供への授業内容
情報処理スキル(全国学調問題を通して)
(2) 教職員への講演
・中学生への書くことの指導法
・授業力向上に向けた取組や教育界に求められている力や最新の情報
4 感想
(1)教師
① 「文書を長く書く工夫」の、3文に分けていく指導の有効さと楽しさを味わいました。また、「言語技術が文章表現力を高める」の6つの項目は、すぐに作文指導や日記指導に取り入れたいと思いました。書く力を育てるための、「看多」「做多」「商量多」。せっかく朝の会で群読をしているのに、マンネリ化していやいやしている様子があるのは、もったいないことだと思いました。活性化の工夫をしたいと考えました。いつも聞くたびに新しい情報や内容を教えてくださいます。本当にありがたいです。
② 生徒が間違った知識を身につけてしまわないように、まずは正しい知識を身につけてから思考に向かう姿勢を育成することが大切だと分かりました。何をどのように使えばよいかをはっきりとさせてから問題や行動に移すことと重要性を感じました。自分への日々の行動も正しいか確認しながら行っていきたいです。
③ スキルを知らないと、思いだけでは人に伝わらないことを実感しました。子供が頑張っている姿に感動する気持ち、応援する気持ちを大切にしたいと思います。子供に寄り添うということを、具体的に態度にしていきたいと思いました。生徒を見取る力を高めたいです。
(2)生徒
① 今回の授業では、線を引いたり、丸で囲んだりするなどが大切と椿原先生が教えてくださいました。また、人差し指でなぞりながら読むというのは人差し指でないといけないのが不思議だと感じました。確かに人差し指を使うことで文章の内容が頭に入りやすくなったなと思います。私は丸で囲んだり、線を引いたりするということはあまりしたことがないです。この授業をきっかけに教科書やノートを読むとき、テストを受けるときなどにこの方法を使ってもっと問題の正答率が上がるようにしたいです。勉強だけではなくスポーツにも生かしたいと思います。
② 僕は椿原先生の授業で、◯で囲んだり線で結んだりすることの大切さを改めて知りました。普通に解いたら正解できる問題が、テストなどの緊張する場面で解こうとすると、間違えるのだなと思いました。声に出して読んだり人差し指を使ったりするだけで脳に入ってくる量が増えて海馬に記憶してくれるのは、初めて知りました。そして、問題文の中の(村田さんのスピーチ)という言葉を◯で囲み村田さんのスピーチと線で結ぶことで、本文を見ていて問題に戻ってきても「村田さんのスピーチをすぐに見つけられるので僕も活用したいです。
③ 椿原先生の公演を聞いて、長文の問題の読み取り方がよくわかりました。特に、大事なところに丁寧に丸をつけるということが大事だとわかりました。大事なところに丸をつけることで、数ページ前に戻ってもう一度確認するという作業がスムーズに行えるので、これまでよりも、時間に余裕を持って国語のテストをすることができると思いました。また、線でつなぐことも大事だとわかりました。線でつないだことで、こそあど言葉が表しているものが何なのかが簡単にわかりました。これからは、椿原先生が教えてくれたことを生かして授業を受けたいです。
④ 授業の終わりには、国語の受け方やテストの時の点の取り方がわかりました。それに加えて、先生が言ったらそれをすぐ繰り返したり、準備をしたりすることの大切さがわかりました。最初に確認した4つのテストですることがわかりました。テストでは、これらを覚えてテストに挑みたいです。貴重な体験ができて良かったです。また、全校で受けられるのは丹西だけなので丹原西中のいいところが出たので嬉しかったです。
⑤ 今回の椿原先生に教えてもらったテストの仕方で本当に良かったなと思うのが2つありました。1つ目は、人差し指を使いながら読むことです。人差し指を使って読むだけで、数秒後頭に読んだ分が浮かんできたのでもう少し練習して実際のテストでも使えるようにしていきたいです。2つ目は、丸、四角で囲むことです。これは文章を読んでるときにできたら効果的だと教えてもらったからです。私は、今回の授業で衝撃的だったことがありました。椿原先生はもう退職しているのに約200校も回って学生たちに国語の知識を教えているのがすごいと思いました。来てくださりありがとうございました。
⑥ 今回の授業では、普段の授業がいかに大切か教えていただきました。姿勢や机の上のことなどは、ずっと言われてきていることですが、崩してしまうことが多いです。しかし、自分から授業に向き合わなければ、しっかりと学ぶことはできません。そのため、今以上に普段の授業を前向きに行っていきたいです。そして、問題の解き方についても教えていただきました。今までも、国語の文章題の解き方については教わりましたが、まるで囲むことや、線を加えることなどをどのように工夫するのかで、正しく解けるのかが変わってくることが分かりました。椿原先生の授業を生かして、これからは、より普段の生活から心を引き締めて勉学に取り組んでいきたいです。